「前日は、ホスファチジルセリンを飲んでも、130手前後でどうにもならなくなってしまったのに、その翌日、ホスファチジルセリンが効くかもと思ったということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それって、もしかしたら非論理的な思考ではありませんか」と町会長。

「実は、2年ほど前に、ホスファチジルセリンが効く人と、効かない人がいることが判明しています。」

「渡辺さん以外にホスファチジルセリンを飲んだ人がいて、記憶力がよくなったということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。実は、先ほど話した1級建築士が記憶力の低下で仕事ができなくなってしまったのです。」

「建築士は記憶力が低下すると、仕事ができなくなってしまうのですか」と町会長。

「その建築士のお父さんは大工さんなのです。」

「と言いますと?」と町会長。

「大工さんは、大雑把な図面だけで、たくさんの部材を使った家を作り上げてしまう能力があります。」

「大工さんは、記憶力がよくないとできないということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。その1級建築士も、お父さんが大工さんなので記憶力が極めていいのです。」

「なるほど。」

「それで、自分がした仕事のメモなどは、一切、残していないのです。」

「なるほど。それで、記憶力が低下すると、どうにもならなくなってしまうのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。僕は、その建築士と話していて、ホスファチジルセリンが効くと直感しました。」

「超能力ですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「渡辺さんには効かないが、その建築士には効くことが分かったのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。1級建築士が、『家内も記憶力が低下してしまっているので、飲んだ方がいいんだろうね』と言ったのですが、『奥さんには効かない』と思いました。」

「奥さんには効かないことまで分かったのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。それで、『ホスファチジルセリンは効く人と、効かない人がいて、奥さんには、多分、効かない』と答えました。」

「それで、どういう結果になったのですか」と町会長。

「奥さんには効かなかったようですが、1級建築士の記憶力は元に戻り、仕事ができるようになりました。」

「なぜ、奥さんには効かなかったのですか」と町会長

2021/8/17

<それじゃあどうする26>
それじゃあ、なぜ、DMAEを飲むなどというアホなことをしたかというと、理論的には、これで少しずつ若返ることになるからだ。筆者は、若返るということに夢中になって、動体視力が上がってしまうことまで頭が回らなかったのだ。

正直に言うと、DMAEを飲まなくても筆者は確実に若返っている。『しないように』と繰り返し注意した経絡治療を院長がやってしまったのは、マスクを取った筆者の顔を年に2,3回見ているからだ。<続く>

※参考のために言うと、陰のものを食べたり、陰の建物に住んだり、陰のゲームやスポーツをしている人は同じことをやっても若返ることはできない。また、陰のものを食べたり、陰の建物に住んだり、陰のゲームやスポーツをしない人が若返るという保証もない。しかし、初中級の詰碁でも毎日100問連続で正解すれば、年は取らないというのは息子の例から間違いのないことのように思える。

2024/7/31